
禅の話
風が動くのでもない、幡が動くのでもない
広州に強い風が吹いた日、窓の外の旗がパタパタと鳴っていました。千三百年前の法性寺で、風か幡かを争う二人の僧の話を思い出しました。慧能は言いました。風が動くのでもない、幡が動くのでもない、仁者の心が動くのだと。若い頃は唯心論だと思っていましたが、今はもっとシンプルなことだと分かります——苦しみの原因は外のできごとではなく、心の応え方なのです。
2026/5/310分
思いついたことを書いています。ある時は読んだ話、ある時は数珠を手にして浮かんだこと。