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白露の朝、母から電話:「冷たいものはやめなさい」
夜、ゴミ出しに出た瞬間に吹いた涼風で、夏が本当に終わったと知りました。白露——二十四節気でいちばん美しい名前。中医学は「秋は肺を養え」と言う。何年も聞き流してきた私が、今年はじめて自分でスープを煮ました。
2026/9/18分
思いついたことを書いています。ある時は読んだ話、ある時は数珠を手にして浮かんだこと。

夜、ゴミ出しに出た瞬間に吹いた涼風で、夏が本当に終わったと知りました。白露——二十四節気でいちばん美しい名前。中医学は「秋は肺を養え」と言う。何年も聞き流してきた私が、今年はじめて自分でスープを煮ました。

カンフー映画の「左青龍・右白虎」、私はタトゥーの文句だと思っていた。実はその後にもう二句ある——前朱雀、後玄武。四つの神獣、四つの方位、三千年前に中国人が空に描いた地図の話。

TikTokで金髪の女性が白い石で顎を刮っているのを見た。コメント欄は「just ordered」の嵐。あれは刮痧板だ。母の枕引き出しにも一枚ある。水牛の角の。私の家では暑気あたりを治すもので、海の向こうでは35ドルの美容道具。同じ板が、二つの運命を生きている。

引き出しの中から古い赤い紐が出てきました。数年前、母が結んでくれたものです。赤い紐は二千年もの間、中国人の手首に結ばれ続けてきました。長命縷、月下老人、本命年。中国の家族は「愛してる」と言いません。愛はスープと、セーターと、紐に変わるのです。

友達から赤いものが詰まった箱が届いた——赤い靴下、赤い帯、そして赤い紐のブレスレット。今年は私の干支の年だからだ。二十代では迷信だと思っていた。三十代になって、あの赤い靴下を履いた時、地に足がついたような安心感があった。