
お茶の時間
外国人が200ドル払って茶道を学ぶ。最初の所作は「湯の沸くのを待つ」
ニューヨークの茶道ワークショップは、最初の10分間「湯が沸くのを見ている」ことから始まる。祖父の琺瑯マグと、蘇東坡が聴いた松風の音を思い出した。200ドルで買えるものは、最初からコンロの上にあった。
2026/9/128分
思いついたことを書いています。ある時は読んだ話、ある時は数珠を手にして浮かんだこと。

ニューヨークの茶道ワークショップは、最初の10分間「湯が沸くのを見ている」ことから始まる。祖父の琺瑯マグと、蘇東坡が聴いた松風の音を思い出した。200ドルで買えるものは、最初からコンロの上にあった。

友達が初めて私のお茶の淹れ方を見て、最初の一杯を捨てた瞬間に固まった。潮州の看板もない古い茶館で、あるおじいさんの一言がすべてを変えた。

茶道の宗匠・千利休は言った。茶道とは湯を沸かし、茶を点て、飲むことに過ぎない。しかし、そのためだけに彼は冬中を費やした。一碗の清水に、何が隠されているのだろう。